パル日記

2013.05.27

内視鏡検査について

こんにちは!獣医師の宮本ですSmile

 

今回は”内視鏡検査”について紹介したいと思います{#emotions_dlg.148}

内視鏡といえば異物を取り出すイメージが強いですが、慢性の下痢や嘔吐の子達で

診断のために使用する機会も多いです。

では何がわかるの?というところですが、まずは肉眼で直に胃や腸の粘膜が見ることができる

というというところがあります。

下にきれいな子とおかしい子の写真を載せました。

 20130508152318.png20130508152518.png

 

一目瞭然ですね{#emotions_dlg.148}

また、内視鏡検査で一番いいところは、腸の組織をとってきて病理組織学的検査が

出来ることです。
この検査によって腸の粘膜に何が起きているのかがわかるので、治療プランを

組み立ていく上でとても有益な情報が得られます。

下の子はパルの居候の“ものほし”くんです。いままで何度か登場したかもしれませんが、

実は小さい頃から慢性の下痢で悩んでいます。一時期はよかったのですが、最近また

ひどくなったのでつい先日再び内視鏡検査を行いました。

DSC_7095.JPG
頑張って下痢を治そうね!