パル日記
避妊去勢手術について
こんにちは! 獣医師の宮本です。
今回は避妊去勢手術について紹介しようと思います。
避妊去勢手術は僕たち獣医師の中では一番一般的な手術で、パルでは
だいたい月にワンちゃんネコちゃん合わせて30例くらい手術を行なっています。
この手術を行う適応年齢としては、6ヶ月以上(大型犬はもっと早めに)としています。
診察でもよくお話しするのですが、この手術を受けることによるメリット、デメリット
というのがいくつかあります。
まず、メリットについてですが、予期せぬ妊娠を防げることはもちろん、一番はやはり
病気を予防できることです。例えば、男の子であれば“前立腺肥大”などの前立腺の病気
、女の子であれば、“子宮蓄膿症”や“乳腺腫瘍”など性ホルモンに関連した病気を予防
できます。そのほかにも、スプレーやけんかなどの問題行動の予防、改善などがあげられます。デメリットとしては、太りやすくなってしまうことなどがあげられます。
あとはどうしてもつきまとってくるのが“麻酔”のリスクについてです。
この点に関しては、麻酔前の手厚い検査(血液検査、血圧、レントゲン検査、心電図、
心エコー検査)で麻酔をかけても大丈夫かどうか判断しています。
今日も2人の子達が避妊手術を受けました。
血が苦手な方はご遠慮下さい。
チワワの梅ちゃんです。おつかれさまでした。今日は歯磨き(歯石取り)も一緒に行いました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |