パル日記
2013.03.28
先天性肩関節低形成
院長の西岡です。
今回は、生まれつき肩関節の成長が悪く、生後2ヶ月で肩関節の脱臼(肩がはずれる)
を起こしたパピヨンちゃん(メグちゃん)のお話です。
はずれた肩を麻酔下で整復し、元に戻りましたが、かみ合わせが悪く、その後数ヶ月持続的な
痛みをがまんして生活していました。
メグちゃんのご家族は、そんなメグちゃんのために手術を希望されました。
肩関節の固定術という難度の高いオペです。
このオペは、私の整形外科の師匠である樋口先生(大分県、日田市、動物整形外科病院)
に執刀していただきました。樋口先生は、日本を代表する動物整形外科の第一人者です。
いつもながら、すばらしい完璧なオペです。
術後の回復も良好です。ボールを追いかけて全力疾走しています。
ペットショップで、すでに前片足をあげていたメグちゃんを、この子がいい!!という
娘さんたちの意見を尊重し、家族に迎え入れてあげた、お父さん、お母さんに、尊敬の意を
表すとともに、今回オペをしてくれてありがとう!とメグちゃんにかわって感謝いたします。
よかったよかった
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