パル日記

2014.06.14

フードのあれこれ

こんにちは 

本日はフードについて書いてみたいと思います。

フードにはたくさんの種類がありますが、『療法食(食事療法食)』と言われている

フードを知ってますか?

あまり馴染みのないものだったりもするかもしれないので、少しずつですが紹介していきたいと

思います。

『療法食』とは、特定の病気に対応するために、栄養バランスが特別に調整された、

専門的なアドバイスや処方に従って与えるペットフードのことです。

私たちでも、例えば心臓病になったら塩分を控えたり、糖尿病になったら食物繊維を

とったりと、病気によってそれまでと食事内容を変える必要が出てくる場合がありますね。

ワンちゃんやネコちゃんにも、治療のためには食事管理が欠かせない病気が多くあります。

こうした病気にかかったら、私達同様に、症状を悪化させる原因となる栄養素を減らしたり、

あるいは特定の栄養素を増やしたりした食事を与える必要があります。とはいえ、こうした

病気に合わせた食事を、飼い主様が毎日ご家庭で作るのはほとんど不可能に近いことです。

そこで病気の種類や症状に合わせた療法食が作られるようになったようです。

現在ではそれぞれの病気に合わせてたくさんの種類の療法食があります。

病院にもたくさんあるので、是非不明な事や不安な事は、スタッフに聞いて下さい。

始めにフードの種類を知ろう!!
フードのタイプ

ドライタイプ:製品に含まれる水分が10%程度以下のフード

セミモイストタイプ:製品に含まれる水分が25%〜35%程度のフードで、半生タイプの
やわらかいフード

ウェットタイプ:製品に含まれる水分が75%程度のフード

フードの分類
総合栄養食:ワンちゃんやネコちゃんが必要とする栄養基準を満たした、『毎日の主要な
食事』として与えるためのフードです。新鮮なお水と一緒に与えるだけで、
それぞれの成長段階における健康を維持する事ができるように、理想的な
栄養素がバランスよく調整されています。

間食:ワンちゃんやネコちゃんのおやつ、しつけのごほうびなどとして与えられるフードです。

その他の目的食:特定の栄養成分の補給をするフードやネコちゃん用の魚介類の缶詰のように
素材のおいしさをそのまま生かして作られたものや、動物用サプリメント
などが含まれます。療法食もこの中に含まれます。

療法食:フードの中で、特定の疾病(病気)等に対していわゆる食事療法として使用される
ことを意図したフードをいいます。栄養的に対応するために栄養成分の量や比率など
が調整され専門的なアドバイスや処方に従って与える事を意図した製品です。

療法食って高い??
これまでに療法食を購入されたことがない方には『療法食は高いんじゃなぁい?』という
イメージがあるかもしれません。そこで、療法食の1日の食事代を計算してみると、
体重10kgのワンちゃんの場合、220円〜450円くらい(3kg袋を購入の場合)、
体重4kgのネコちゃんの場合で100円〜140円くらい(2kg袋を購入の場合)です。

療法食使用時のポイント
①かかりつけの獣医師の診察を受け、獣医師が選んだ物を使用しましょう。
②やめる・続けるの判断は自分でせず、獣医師に任せましょう。
③おやつは与えない、もしくは獣医師に相談してから与えましょう。
④与える量を守りましょう。

とここまで書いてきましたが、たくさんの文になってしまい 混乱させてしまいましたら、

ごめんなさい。 ウチはどう?などありましたら、お気軽に聞いて下さい。

続きがありますので、お楽しみに〜

河野でした