パル日記
2014.03.12
菌の感染による皮膚病
皮膚病は原因によって大きくわけると、感染、内分泌性、自己免疫性、心因性、腫瘍性に
わかれます。なかでもほとんどの皮膚病は感染によるものである事が多いです。
感染による皮膚病のほとんどが痒みを伴います。感染の中でもめずらしく
痒みを伴わないものがあります。それは皮膚糸状菌症という病気です。
特徴としてスポット状に脱毛して、ぽつぽつと飛び火します。この皮膚病は抗生物質が
効きません。糸状菌症用のくすりが一番の適用です。
抗生剤を使って治らないからと言って、内分泌性?自己免疫性?と他の病気の対処を行うと
迷宮入りしてしまいそうになります。
今回、抗生剤投与で治らず転院されてきた方がいました。その方のご好意により症状の
写真を載せて頂きます。このような脱毛が広がってきたり、飛び火するようならご来院を
おすすめします。稀に人間にも皮膚症状を起こす事があるので注意して下さいね。
二宮
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