パル日記

2014.02.25

保定について

こんにちは渡邉です。
今日は保定について少し皆さんに理解して頂けたらと思います。

看護業務の大切な一つに保定と言うものがあります。

保定とは!!
動物を治療する際に、動かないようおさえておく事。(辞書引用)
であり、より安全に処置出来るように動物さん達を保定する必要があります!

しかし、ただ力だけで保持するわけではなく
無理のない範囲でその子に合った保定をしなければなりません!
抑え込まれすぎるのが嫌いな子・包み込むような保定が好きな子
飼い主さんがいると暴れてしまう子やいなくなるとおとなしくなる子 etc...
上にあげたようにほんとに様々な性格の子がいます。

100の動物さん達がいれば100の保定の方法があります。
その子自身になって今どういう気持ちなのかを感じ取ってこの子にはこの保定
というのを瞬時に判断しなければなりませんSurprised
ただこれを判断するのは難しく経験はもちろん大切ですが
経験以外にも判断する材料があります。
それは、待っている時の様子や私たち看護師が話を聞きに近づいたときの反応等から
多くの情報を得てどんな子なのかどんな事されるのが嫌いなのかを予測する事ができます{#emotions_dlg.001}
しかし、その子に合った完璧な保定というのはとても難しいです。

色々言いましたが、完璧な保定でなくとも
私たちは決して力任せに抑えつけているのではなく
”愛情を持って保定を行っているという事”を知っていてもらえたらなと思います。

また、愛を持って保定を行っているというのが
飼い主さんはじめ少しでも動物さん達に伝わってくれればと思います!

と色々と偉そうに言いましたが
私自身まだまだなのでもっともっと上のレベルの保定をめざして日々励みたいと思います。
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渡邉でした。