パル日記
お耳の話をします!パート①
こんにちは!大浦です
最近、暖かい日が感じられる気候になってきましたね
春も目の前 待ち遠しいですね
先日、天気が良かった日の夕暮は空も綺麗でしたよ
さて、今回のテーマは『耳』!! やはり悩まれておられる方が多いです
今回は耳について各パートに分けて書いていこうと思います。
- パート1 『耳の構造』
パート2 『実際の外耳道の様子・耳垢検査』
パート3 『ご自宅でのお耳ケアの方法』
ですので、本日はまず耳の構造のお話ですね!
耳が悪い時、飼い主様が先ずご自宅で気づく症状が、
耳がかゆそう! 耳が臭う! 頭を振る! 耳が赤い! 耳の周辺触ると嫌がる!等々。
私の実家にいるミニチュアダックスの愛犬:龍美君も実はお耳が悪いんです
…話はそれますが、ちょっと…龍美を紹介してもよろしいですか? ちょっとだけ
ありがとうございました!
では話を戻します
先ずはこちらの画像をご覧ください。
耳は大きく分けると 外耳 中耳 内耳 の三つの部分からなります。
外耳:耳介・外耳道(垂直耳道と水平耳道) ※ちなみに人は水平耳道のみです。
中耳:鼓膜を境に鼓室・耳小骨・耳管
内耳:蝸牛(かぎゅう)・三半規管・耳石器からそれに連なる神経
人よりも形がちょっと違いますね。 耳道はL字型をしています。
耳介は集音機能を高めるために発達しています。
ちなみにウサギやゾウはこの耳介部分で体温の発散をしている事をご存じでしたか?
そして犬は人間よりも聴覚が良いことは一般的に知られていますが
猫は犬より更に聴覚が良いんです。(約2倍くらい・特に高い音)
聴覚の良さをイメージするのは難しいですが、日頃私たちが全く聴こえていない遠くの音が
聴こえていたり、いち早く天候の変化(雨や雷)を察知したりできるんですね。
犬種によっては400メートル先で落とした物の音が聴こえてしまう。らしいです(イメージ湧きませんね)
寝ている時も聴覚は敏感に働いているので物音で耳が動いたり直ぐ目を覚ましたりできます。
また愛犬の話ですが…
龍美が寝てる!よし、今の内にアイス食べようかなっと冷蔵庫に向かった時は爆睡しているのに
ゆっくり、音を立てないようにどんなに最善の注意を払っても、気付けばもう後ろでおねだりをしている…
なんてことはいつもありますお恥ずかしい…。
話を戻します
なので、これほど聴覚が発達していると性格によっては雷の音や花火の音など大きな音で
パニックになってしまう子もいます。
音の話ばかりしましたが、耳には他にも働きがあるのですが話が
簡単にいろいろ含めてまとめると…
音を聴き取る働きと平衡(体のバランス)を保つ働きをしている。っという事が言えます。
内耳は特に平衡感覚の働きをしていますので、片方の内耳が冒されるだけで
運動失調(体の姿勢やバランスを保てない)や斜頸(顔が斜めに傾く)や
顔面神経麻痺(例えば唇が垂れ下がる、目元が下がる、食べ方がおかしい等)
の症状が発現することがあります。
お耳がかゆそうだな…でも、もう少し様子を見ようかなっと思いがちですが
外耳炎が悪化し炎症が広がると治療にも時間がかかりますし、外耳道が腫れて空間が狭くなると
場合によっては外耳道切開(垂直耳道部分を手術で開く)が必要な程、治療が困難になる事もしばしば…。
更に更に鼓膜を気付つけるなどして中耳にまで達し、
症状が悪化すると内耳にまで広がっていきます。
ここまで進行する事は滅多にはありませんが、そうなると聴覚や平衡感覚に
障害が出てきますので、やはり治療を早めにしてあげることが
大事になってきます
では、次回はいつも獣医師が手に持って耳を覗いているあの道具や
実際どんな様子で見えているのか。
そして、耳垢の検査の様子や治療方法などお話致します。
お楽しみに!!
大浦
おまけ写真です。
先日、実家に帰った際、ナマコを調理中、サスケが興味津々に近寄ってきて
ずーっとこんな感じでナマコを狙っていました。みなさん、ナマコは好きですか?
私は大好物です!
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