パル日記

2014.01.09

犬のボディーランゲージ

こんにちは{#emotions_dlg.160}

看護師のオオバマキです。

 

今日は私が特に力を入れて勉強している、行動学についてみなさまにご紹介します。

 

まず行動学とは、その動物が自然条件下にて自発的に行う行動の一つ一つを観察し、

その機能、適応度、さらに進化的意義などを明らかにしていく学問です。

 

犬の行動の表現には、遺伝的要素と環境からの学習の要素が折り重なることが重要となります。

 

例えば、一つの問題行動を解き明かすためには、その犬のもつ本来の行動パターン(野生状態では

その行動は何のためにしていたのか)と学習による変化(どのような経験でそうしたのか)の両側面

からの理解がないと、解決の糸口に進むことはできません。

 

 

今回は行動学のコミュニケーションの中でも、視覚を介したコミュニケーションを

みなさんも一緒に考えて見て下さい。

 

下の画像をご覧ください↓

犬のボディーランゲージを表しています。

 

20140109144449.pngのサムネール画像

 

 

①~⑤の画像を見て、犬がどのようなサインを出しているか分かりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は

 

 

20140109153946.png

 

 

①親和姿勢

 前脚を折り、尻尾を高く上げて振る、いわいる遊びポーズです

②恐怖的攻撃

 上半身を大きく見せ、耳を立て、口を開き、尾を高く上に上げます

③恐怖の混在④恐怖、服従

 恐怖や不安を感じると尾を丸め、上半身を下げ、見上げるような姿勢をとる。

⑤服従姿勢

 最終的にふせる、仰向けになる。攻撃を回避するシグナルでもある。

 

 

みなさま分かりましたか?

飼い主様は、犬の行動シグナルを明確に理解する事で、犬の気持ちも分かり、

より良い関係を築けるきっかけにもなります。

 

一緒に勉強していきましょう。

分からない事や不明点はスタッフにお尋ねくださいね{#emotions_dlg.001}

 

看護師 オオバマキ