パル日記
2013.09.23
膿皮症
今回は皮膚の感染症について少しお話しようと思います。
涼しくなったとはいえ、まだ日中は暑い日が続きますね。
そういう時期には、皮膚が痒い症状で来院される方も多くいます。
皮膚の痒みの原因の一つに細菌の感染症があります。
もちろん感染症の原因は細菌だけではありません。皮膚の寄生虫やカビなどもあります。
そんな中、皮膚の細菌感染症を膿皮症といいます。
細菌の感染の具合にはいろいろあります。皮膚の表面での感染、皮膚の内部まで深く細菌が
入りこんだ感染など様々で、その状況によって皮膚の状態もかわります。
治療は、抗生物質の投与やシャンプー療法が主になりますが、皮膚の内部感染がまだ存在する
うちに途中で治療をやめてしまうと再発のもとになります。
薬の投与は「もうやめてもいいですよ」といわれるまでは、がんばって続けましょう。
前田
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