パル日記

2012.07.02

保定のススメ

飼い主さんは、ワンちゃん、猫ちゃんとのコミュニケーションについて、

どのようなことをされていますか?

興味津々ですぅ。

 

ワンちゃんは、お手、おかわり、おすわり、ふせ、これらは、定番ですねぇ。

最近では、ハイタッチしたり、新聞を持ってきてくれるワンちゃんもいるようですね。

あれって、ワンちゃんの方からコミュニケーションを求めているのかなあ?

うーん素敵!

 

では、猫ちゃんはどうでしょう。

ちなみに、我が家の猫たちは、僕以外の家族には、かなり甘えます。

 

ゴロゴロ… ゴロゴロ… ゴロゴロニャーン

あの猫科特有の音質で、スリスリしてきます。

 

しかし、僕に近寄る気配はこの数年、まったくありません。

理由は単純明快。

月に1回、僕の強烈な触診、聴診、お耳そうじ、爪きり、お口チェックが、

待っているからです。

ふん! 僕は君たちの健康を考えて、全身チェックしているのに!

僕の心中は、彼らに甘えて欲しいのです。スリスリして欲しい、うーん残念!

 

 

さて、我が家の猫ちゃんたちは、僕以外の家族に任せるとしまして、

今回、飼い主のみなさんに、実践して頂きたいことがあります。

 

「しつけ」です。

 

しつけで重要なのは、待て、すわれ と 保定 です。

 

待て、すわれの号令はお分かりですね。

主従関係をつくることができます。

最も、犬に限定されますが…。

 

では、保定とは何ぞや…。

動物病院に行くと、看護師や獣医師が診察台のワンちゃん、猫ちゃんを動かないように

優しく抱いていますね。

そうすることで、注射したり、耳そうじや爪を切ったりできるのです。

 

獣医師は、診察をして、お薬を処方します。

飼い主さんは、処方された薬を飲ませることになります。

ところが、お薬をうまく飲ませられない、暴れて点眼できない。

よく耳にするフレーズです。

 

飼い主の皆さん、ぜひ保定にチャレンジしてみませんか?

保定をマスターすることで、投薬、目薬、点耳などが少し楽になりますよ!

結果、確実な投薬ができますから、病気も治るし、

飼い主さんと動物さんの絆も深まります。

 

次回は、保定実銭の巻。          山本