パル日記
保定のススメ
飼い主さんは、ワンちゃん、猫ちゃんとのコミュニケーションについて、
どのようなことをされていますか?
興味津々ですぅ。
ワンちゃんは、お手、おかわり、おすわり、ふせ、これらは、定番ですねぇ。
最近では、ハイタッチしたり、新聞を持ってきてくれるワンちゃんもいるようですね。
あれって、ワンちゃんの方からコミュニケーションを求めているのかなあ?
うーん素敵!
では、猫ちゃんはどうでしょう。
ちなみに、我が家の猫たちは、僕以外の家族には、かなり甘えます。
ゴロゴロ… ゴロゴロ… ゴロゴロニャーン
あの猫科特有の音質で、スリスリしてきます。
しかし、僕に近寄る気配はこの数年、まったくありません。
理由は単純明快。
月に1回、僕の強烈な触診、聴診、お耳そうじ、爪きり、お口チェックが、
待っているからです。
ふん! 僕は君たちの健康を考えて、全身チェックしているのに!
僕の心中は、彼らに甘えて欲しいのです。スリスリして欲しい、うーん残念!
さて、我が家の猫ちゃんたちは、僕以外の家族に任せるとしまして、
今回、飼い主のみなさんに、実践して頂きたいことがあります。
「しつけ」です。
しつけで重要なのは、待て、すわれ と 保定 です。
待て、すわれの号令はお分かりですね。
主従関係をつくることができます。
最も、犬に限定されますが…。
では、保定とは何ぞや…。
動物病院に行くと、看護師や獣医師が診察台のワンちゃん、猫ちゃんを動かないように
優しく抱いていますね。
そうすることで、注射したり、耳そうじや爪を切ったりできるのです。
獣医師は、診察をして、お薬を処方します。
飼い主さんは、処方された薬を飲ませることになります。
ところが、お薬をうまく飲ませられない、暴れて点眼できない。
よく耳にするフレーズです。
飼い主の皆さん、ぜひ保定にチャレンジしてみませんか?
保定をマスターすることで、投薬、目薬、点耳などが少し楽になりますよ!
結果、確実な投薬ができますから、病気も治るし、
飼い主さんと動物さんの絆も深まります。
次回は、保定実銭の巻。 山本
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