パル日記

2016.03.20

第8回山口大学付属動物医療センター総合臨床セミナーに行ってきました(^O^)/

先日の日曜日は私の母校でもある山口大学のセミナーに行ってきました(^O^)/
臨床セミナーですのでいつもは病気の治療や診断、研究などの内容なのですが、今回のセミナーはちょっと異色です。
12時35分から17時までずーーーーっとウイルス病の講演です。
私は出身研究室が微生物なので細菌学ウイルス学はとても興味があるのですが、ほかの臨床医の先生にとっては退屈なんじゃないかなーと思って行ったらそんなことはない!!
あまりのウイルスの恐怖にびっくり!な講演でした(ToT)/~~~

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講師は前田健教授。
人間で30%の致死率がある、ダニから感染する重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)の研究で有名な方です。

前田教授はフルサワが大学の6年生の時に、27歳で准教授として山口に赴任されて来ました。
当時からたいへん研究熱心な方でしたが、今回の講演でも、猫の伝染性腹膜炎(FIP)、野生に蔓延しつつあるジステンパー、フェレットのE型肝炎ウイルス、鳥インフルエンザ、ネコカリシ、ヘルペスウイルス感染症など、身近に多くある恐ろしいウイルスの疫学調査、研究、遺伝子解析などをいまも精力的にされているのがわかります。

うちら臨床医にとって、大変頼もしい研究者です(^。^)y-.。o○
わたしにとっても、ワンちゃんねこちゃんを飼われている方にとっても、今回の講演内容はたいへん役に立つ内容でしたので、おいおいブログで紹介していこうかと思っています。

最後に前田教授の今と、20年前のちょうど今頃のお姿をヽ(^o^)丿

右の画像の真ん中前でV字のベージュのセーターを着ていらっしゃるスリムなお兄ちゃんが教授です!
フルサワの卒業式の時に一緒に撮っていただいた懐かしい写真です。

 

前田健教授今前田教授

フルフル