パル日記

2017.05.21

フィラリア感染シーズンに突入しました(>_

緑照り映えるお出かけにピッタリの時期になってきましたねヽ(^o^)丿
この時期は野原にも野草のお花が咲き乱れてとても綺麗です。買い出しのついでによく柊にもお土産を摘んで帰ってます。

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ですがこの時期から気を付けないといけないのが、外にでると必ずつきまとってくるのがダニと蚊!(>_<)
野山に入るときは虫よけスプレー必須ですが、室内にいるだけでも結構蚊に刺されます。おそらく洗濯物などにくっついた蚊がそのまま取り込まれているのでしょう。
ナフコに買い出しに行ったら、蚊・ハエ・ダニ駆除剤コーナーに店員さんのやる気に満ちあふれたディスプレーがありました…
ゴールデンレトリバーくらいの大きさのヒトスジシマ蚊…怖い…

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そして蚊と言えばフィラリア(>_<)
わんちゃんたちにとって(ネコちゃんにとっても)5月からは大事なフィラリアの予防シーズンになります。
フィラリアの予防開始時期は毎年の気温によって微妙に変わります。Heartworm Development heatUnitをもとに感染可能な蚊が生存できる気温に達してから予防開始します。
地域によって気温が違いますので、福岡県の方は下の画像を参照されてください。

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予防薬も昔と比べてたくさん種類が出ていて、昔ながらの錠剤・ノミダニ予防と一緒になったオールインタイプ・12か月効く注射・背中に付ける液タイプの予防薬、といろいろ選択できるようになってます。
自分のとこもフィラリア予防どのタイプにしようかな~と悩んだのですが、去年忙しかった時に予防薬をついうっかり10日ほど飲み遅れてあせったことがあったので、柊は今年は注射で予防しました(^.^)/
↓ 注射後、第2診察室できもちよく爆睡する柊です。

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去年から本格的に導入した注射タイプのフィラリア予防薬、プロハート12ですが、ワクチンや狂犬病予防注射のような感覚で接種できるので思ったよりたくさんの方が接種しに来てくださっているようです。飯塚パル動物病院では、特にお薬が苦手な柴犬さんたちもたくさん注射で予防に来てくださってます。
あまりにも好評だったので、今年度は6月はじめまで接種できるようにお薬準備することになりました。
ご興味のある方は、どんなお薬かどうぞ遠慮なくご質問ください。

図1

↑ は飼い主さんのフィラリア予防薬投与に関してのアンケートです。以外にも35%の飼い主さんが何らかの理由でフィラリア予防薬を投与できなかったという結果になってます(自分もそのひとりですが(;一_一)
基本的に予防薬の投与期間が52日以上空いてしまうとフィラリアに感染してしまう危険があります。冬になるまで気を抜かずに自分の子を守る大事な予防をがんばりましょう。

フルフル