パル日記

2013.08.18

やっぱり怖いフィラリア症

暑い真夏日和が続く中、皆さん体調は大丈夫でしょうか?

この暑さの中、蚊はよく活動しているようで、私の子もよく蚊にさされています。

そんな中、フィラリアをもっている蚊がこの辺にも蔓延しているようです。
毎年、春先からフィラリアの予防が始まりますが、その予防の意味はとても大きいのです。{#emotions_dlg.170}

今年もフィラリア症にかかってしまった患犬を治療する機会がありました。
ということは、この辺ではフィラリアが発症するリスクが大いにあるという事になります。

近年では、飼い主さまの関心も大きく、フィラリアの予防も広く普及してきたように感じていましたが、
まだまだフィラリアやその他予防できる病気への重要性を知っていただくために、私たちもがんばらねば
と感じました。{#emotions_dlg.172}

1370_20130718_Animal-_Car-_S_0024.JPG

この矢印の上が右の心臓です(白く点々状にみえるのがフィラリアです)
これは、フィラリア症にかかって、心臓の右心房にフィラリアが入ってきている像です。

右の三尖弁という心臓弁にフィラリアがからまっています。
こうなると、心臓への負担が大きく、命に関わる重体に陥ることになります。

このような状態にならないように、フィラリアの予防というのはとても重要なのです。
毎年のことですが、蚊の活動する時期は毎年来るので、「去年したから今年はいいかな?」と油断しちゃ
うと、その年に感染してしまうといけないので、毎年予防をがんばっていきましょう{#emotions_dlg.099}

前田