パル日記
2013.07.28
引っ掻き傷に注意!!
こんばんは!獣医師の宮本です。
動物病院では、ひっかかれたり噛まれたりしないように、エリザベスカラーをつけさせて
もらったり、診察を行う前に爪を切らせてもらったりしています。それでも、場合によっては
噛まれたりひっかかれたりして怪我をすることがあり、痛い思いをすることがあります。
特にネコちゃんやワンちゃんの口の中や爪は雑菌が多いため、怪我をしてしまった場合、
ものすごく腫れてしまうことも多いです。(僕らは慣れてしまいあまり腫れませんが・・・)
また、パスツレラ症や猫ひっかき病等怖い病気もありますので十分注意が必要です!
さて、このことは、ご自宅でも起こりうることで、普段おとなしい子でもふとした拍子に
噛んでしまったりすることがあります。と、書いてる最中に膝の上にいたうちの猫が、物音で
飛び出してしまい、腕に怪我をしてしまいました・・・。
また、同時に同居の子の間でも事故が起こることがあります。
下の子は、今から1年くらい前に目が腫れてしまったということで来られました。
「アンちゃん」です。痛そうですね(ただ、この子はそんなに痛がらずに台の上でも
甘えてきてくれました。)
最初は原因がはっきりとわからなかったのですが、検査と治療経過からおそらく同居の子の爪が
眼球に刺さったのではないかと思います。
このアンちゃんとこの間久しぶりに会いました!1年経って去勢手術をしにやって来たのですが、
相変わらずの人懐っこい子ですごく可愛かったです
眼球は潰れてしまいましたが、傷跡も綺麗で本人は特に気にしていませんでした。
本当によかったです
なかなかここまでひどい子は珍しいですが、引っかき傷などは日常よくあることだと
思いますので、皆様お気を付けください!
宮本
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